仙人

自宅に1枚の葉書が届きました。
お引越しの知らせ。

お知らせ頂いた方は、

私の親父の会社に親父の代からずうっと勤めて
親父・兄貴・私と親子3代を支えてくださった方「篠さん」からでした。

うれしくってうれしくって!

思わず連絡を取り会ってもらいました。7年ぶりかな?

80歳!杖をつき、髭を伸ばし、まるで仙人(笑)

でも、篠さん節は変わらず、昔話に華が咲き楽しかった。
現役の時、篠さんから
「ノブ。お前はもっと自分を追い込め。お客様から言われたことは全部「できます」と言って来い。そして追い込んで努力しろ!そうすればお前は伸びる。逆を言うとそうしないとお前は伸びない。ハハハ。」といってくれたことは
今の今まで自分の中で強く教訓として残っている。

その旨を篠さんに伝えたところ「そうだな。言った言った。」
「ところで今はどうなんだ?頑張っているのか?追い込んでるか?」

と聞かれ、思わず言葉が詰まってしまった。
そんな私の反応を見て篠さんは

「そうか。お前もあれからたくさんの経験して今の歳まで生きてきている。
でもその事を覚えているのならそれで良い。」とニコニコして言った。

ずーん!重い!この仙人相変わらず言うことが重い!目が覚めるような感覚を
久々に感じた。

その後も普段は21:00には就寝する篠さんと22:00頃まで昔話で盛り上がった。
付き合ってくれた。
今回の目的は篠さんも歳だし私が篠さんを元気付ける目的だったのが、
逆に元気をもらってしまった。参った。
でも、やっぱり篠さんだなー。といった感じ。
親父・兄貴の右腕をやっていたプロの番頭さんだ。
ありがとうございます。
いつまでもお元気で。
また会って下さい。宜しくお願い致します。

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