努力は嘘をつかない

禁煙が続いている。

10日が経った。まだ吸っていない。

吸いたくなることはまだまだある。

でも、吸わないでいる。我慢のコツを掴んできた。

よしよし。良いぞ!続けてみよう。

 

かみさんが昨日初出勤だった。

行きの通勤中に「富士山が見えた」とLINEで写真を送ってきた。

「いいことあるよ」って返事した。

必ず良いことある!

恩師から言われた「努力は嘘をつかないよ。」という言葉を思い出した。

がんばれ!かみさん!がんばるぞ!俺!

 

 

 

 

山伏

クラブやサークルに勧誘される。

サッカー部、陸上部、バスケット部、

スキーサークル、テニスサークルなどなど…

どれも華やかで楽しそうだ。

一年生が先輩たちに声をかけられている。

自分も声をかけられてもいいように心がけていた。

先ず声をかけられたのが、ラグビー部…

なるほど…そりゃそうだよな、体格的にな。

にこやかに御断りした。

先を進むと相撲部が四股を踏んでいた。(やばい)

とっさにコースを変えてクリアーした。そして柔道部もすかさずクリアー。

今更ながらスポ根な学生生活は望んでいない。ましてや相撲・柔道なんて先ずありえない。

 

次に、「やっと会えたね〜!さがしたよ!」と後ろから声をかけられて振り向くとそこには、わかりやすい格好をした応援団の方々が自分の肩に手をかけて

ニコニコして立っていた。目は笑っていなかった。(さらにヤバい!)

とっさに危険を察知して逃げた。追ってはこなかった。

 

やれやれと学食に入って一息つくことにした。

1人席に座って一服しようとタバコに火をつけた時、目の前の席に

バサ!っと音を立てて何かが座った。

嫌なにおいがした。(すげーやばい!)

ゆっくり顔を上げるとそこには

全身白装束でホラ貝を首から下げた山伏が座っていた。

「ウワッ!」

不覚にも余りのすごさに固まってしまった。

(な、なんじゃこりゃ!)

自分は頭を動かさず、横目で辺りを見回してみると、皆んながなんとなく周りから遠ざかっていくようにしている。まずいよ~

 

「山伏研究会です」

 

めっちゃ低音のガラガラ声で言われた。

 

(見たまんまやないかい!)

と心の中で思いっきりツッコミを入れた!

しかし、自分の口から出た言葉は

「〇▲◇☆※です」

と自分でも何を言っているかわからない言葉を発していた。

その後、その山伏からとくとくと話しをされてたが、

一切覚えていないし、何も聞こえていない。

それより、この場をどうやって回避するかをフル回転で考えていた。

そして出た言葉が、

「実家が日蓮宗の寺なので!すみません!」

と、突っ込みどころ満載な意味不明な言葉を発してその場をダッシュで立ち去った。

(ウヒャー!!)

(今日はもう帰ろう!)とバス停の方向に走って行き、

停留所に停まっていたバスに飛び乗った。

遠くで「ぷぉーぷぉー」とほら貝の吹く音が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

メンコ

幼稚園の頃の自分は友達作りが出来ない子供だった。

いつもみんなとは別行動をとって、よく先生に叱られていた。

ある日、父親参観日の日、珍しく親父が見に来てくれた日があった。

親父が仕事を抜け出し参観日の途中から参加してみたら、

自分の息子の姿がない。あれ?教室を間違えたかな?と

全部の教室を探した。いない?どこだ?と外に行ってみたら

一人で紙飛行機を飛ばして遊んでいたそうだ。

 

そんな自分にある日、同じ教室の子からメンコを誘われた。

自分は日頃みんなが教室でメンコ遊びをやっているのを

いつも横目で見ていて、仲間に入りたかった。

でも「入れて欲しい」の一言が言えずにいた。

そんな自分は親にメンコを買ってもらっては密かに自分の家で一人メンコをしていた。

いつか同じ教室の子と出来ることを望んでか、黙々と練習をしていた。

そんな自分に初めてメンコの誘いがあったのだ!

すごくうれしかったのを今でも覚えている。

幼稚園が終わって走って家に帰り、今まで溜め込んでいた自分のメンコを

全部持って、待合わせした幼稚園前の空き地に走っていった。

一番乗りだった。なんか恥ずかしくなって、幼稚園の周りを意味もなく一周して

時間を調整した覚えがある。しかし一周してもまだ誰も来ていなかった。

もう一周した。まだ来ない。もう疲れたのでその空き地で一人メンコをして待っていた。いつも家でやっていた一人メンコより誰かを待ちながらの一人メンコは

すごく気合が入って楽しかったような気がする。どれだけやっていたのか、

辺りが夕焼けになり少し寒くもなってきた。結局、誰も来なかった。

あまり覚えていないが、泣かなかったと思う。むしろ悲しくも無かったと思う。

家に帰り、母親に「どうだった?」と聞かれて「楽しかったよ!」って

うそをついたのを覚えている。

 

 

 

 

決まった!

今日は、朝から気分が良かった。

自分がやることが決まったからだと思う。

今まで躊躇してやっていなかった連絡や出しそびれていたメール等を

朝からバンバンやってのけた。気分がすっきりした。

 

「やることが決まった。心が決まった。覚悟が出来た。」

 

最近の俺は決まっていなかったので、すぐにぶれてしまっていた。

決められなかった。自分で自分のことがわからないくらい迷っていたのだろう。

 

昔の友人からの飲みの誘いも断った。

相手は驚いていた。

自分が勤めを辞めたことは友人関係に言っていなかったので、

その事も伝えたらめっちゃびっくりして、バカにされながらも心配してくれた。

「心配ない。でもこれから自分はまた一から修行の身になるので、しばらくは飲めない」とちゃんと言えた。

 

昨晩かみさんにも「覚悟決めた」と言えた。

それを聞いた、かみさんは今日早速、就職を決めてきた。

やっぱり俺のかみさんはすげー!かっこいい。

そして今日、息子と娘2人にも

「俺は決めた。」「ママも決めた。」と伝えた。

子供たちも真剣に聞いてくれた。

特に息子は「俺は税理士になる」と宣言した。なんかうれしかった。

 

早速自分のプロフィール作りにに入った。

そこで自分の性格を家族全員に意見を聞いた。

すると「頑固・我侭・お人好し・世話焼き・寂しがり・よく笑う」と言われた。

自分の分析と全然違ったし、良く見られてるなぁと感じた。なんかうれしかった。

 

恩師に言われた「人って決まると強くなる」と言われた事がわかった様な気がする。

結果を求めてしまうと、必ず迷う。ぶれる。

それよりも「決める」が大事だ。「決める」には向き合う覚悟が必要だ。

これを自分一人で出来る人って中々いないのではないか。

人は向き合う覚悟が出来るまでに、様々な経験や苦労を積み、様々な人との出会いがあり、そして運命のめぐり合わせがあって出来ることではないだろうか。

私は、決めた!向き合う覚悟も決めた!

 

明日からのイメージがどんどん膨らんできた。力が沸いてきたぞ!楽しくなってきた!

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コソ勉野郎

今日は、恩師にいつもより更に更に

強みを引き出してもらった。すっきりした。

まだまだ自分の苦労したところを隠しているとか、

捨てるものとか、俺らしい営業の方法とか・・・。

やっぱり恩師すごいなぁ。見抜いてる。

おかげで俺もすごいかも、いや、すごいんだって思ってきた。自信が沸いてきた。

 

思い起こすと、小中高の学生の自分はかっこつけたいので、

努力しているところとか苦しんでいるところとかを隠してきた。

いわゆる※1「コソ勉野郎」だった。

※1(みんなには「俺、全然試験勉強してないよーやばいよー。」って言いながら

コソコソ家では試験勉強をしていて、良い点を取っちゃう嫌なやつ。)

だから、部活動やサークル活動等で練習中の「努力しているアピール」が

へたくそだった。恥ずかしかった。怒られても努力を隠していた。

今思うともったいなかったなぁ。それが潜在意識にあったのだ。

 

よーし!

オープンにしよう。かっこ悪くても堂々としよう。自信をもとう。

わかってきたぞ。

俺は今迄、バカをやった。でもこのバカには結構自信がある。

それは本気でやっていたから。バカを本気でやった。

このバカの経験をオープンにして、堂々といく覚悟だ!

 

 

 

 

 

結婚記念日

今日は結婚記念日だ。

今朝、かみさんに

「今日結婚記念日だけど遅くなるよ」

と言うと

「OK!稼いできな!」

って言われた。やっぱりすげーな俺のかみさん。

 

そんなかみさんから、夕方ラインが送られてきた。

息子・娘から結婚記念日のお祝いだとプレゼントをもらったよ!って。

正直、まいった。子供たちには、まいった。かみさん!ありがとう!  

ありがとう。

 

やるぞ!俺に任せろ!

 

長男がくれた。

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次女がくれた。

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長女がくれた。

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自分達の少ないお小遣いを使ってくれました。

あーまいった。ありがとう!

泣いてる場合じゃないね。やるっきゃない!

 

兄・恩師

今日は先日、数年ぶりに再開した兄と

現在兄貴分で慕ってもらっている恩師があってもらえるという事で

桜木町ぴおシティの地下の喫茶店で3人で会った。

当然だが、兄貴も恩師も初対面。いつもと違う。

 

喫茶店から狭い飲み屋に移動。

兄貴、恩師お互い引かない。流石だ。お互いの話しを聞かない。

会話がかみ合わない。かすりもしない。

でも、いつの間にか、お互い握手している。

究極のミュニケーション術だ!すげー!訳がわからない!

私がトイレに立った隙に、

兄貴は恩師に「弟を任せます。」と頭を下げたそうだ。

恩師は飲みが進んでいく内にすかさず「兄貴と呼ばせて下さい。」とお願いしていた。

 

二人とも訳がわからないし、笑えるが、

本当に俺にとってはありがたいです。

今日は(も)ありがとうございました。

宜しくお願い申し上げます。

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